知らない土地で暮らす

進学や就職、転職、転勤などでまったく知らない土地で暮らすことがあります。

特に１月～４月は、新生活に向けて移動が最も多い時期です。

今はスマホでネットが普及して、知らない土地の情報を知ることができるようになりましたが、新天地で不安がないという方はあまりいないと思います。

知らない土地で新生活を始める当初は、

・土地に慣れない

・気候が違う

・生活コストが変わる

・孤独になる　　　　　など、不安はありませんか？

しかし、メリットもあります。

・人間関係をリセットできる

・見識が広がる　　　　　　　など。

当初

土地に慣れない

同じ「日本」、「日本人」と１つにまとめますが、住む場所や地方によって違いがあります。　

例えば、山々に囲まれた田舎町からビルに囲まれた大都会に引越せば、周りの景色の違いには驚かされます。建物の大きさ、車と人の多さ、道の広さなど違いがあります。

「都会は空気が重い」、「田舎は寒い」という人がいますが、捉えかたは人それぞれなので引越し先が合うか、合わないかは実際に住んでみないと分かりません。

日本は小さな島国ですが、気候はかなり異なります。

特に東北や北海道から東京に引越すと、夏の暑さには驚かされます。

情報だけ聞いても、実際に体験しなければ分からないものです。

経験からですが、松本市から東京に引越して、夏の暑さと冬の寒さの違いにとても驚きました。

東京の夏は「こんなに暑いんだ」、冬は「たいして寒くない」と、正直に思いました。

地方に住む人が大都市に引越して、驚くのは物価の違いです。

コンビニなど全国で統一された価格の商品を扱うお店は変わりません。

一緒に暮らしていた家族や地元の友達と離れることになるので、引越し当初は孤独になることは避けられません。今はパソコンやスマホが発達して顔を見て話ができますが、声を掛ければすぐ近くにいること、明日また会えることと違います。

人といることが好きな人は、夜には孤独感がこたえます。

知らない土地に１人で暮らす不安を抑え込まず、時間がある時に少しずつ街を散策すれば不安は解消されていきます。１つでも好きになれる場所ができれば、不安や寂しさから解放されていくと思います。

メリット

両親や地元の友達と喧嘩をした、前の職場で同僚とうまくいかなかったなどで、人間関係がこじれたりしません？

そういう時は、知らない土地で一から新しい人間関係を作って、親しく付き合える人に出会えるかもしれません。

テレビやネット、雑誌で知る街の情報はどれも同じようなものに見えませんか？実際に住んでみると違う発見があります。

生まれ育った街だけに住んでいて、知らなかったことも知ることができると思います。