臭いトラブル
賃貸物件での臭いトラブルは、騒音トラブル と同じで感じ方の基準が様々です。
ですが、騒音のように気になれば早めに相談しましょう。
臭いトラブルは、主に下記が原因です。
●タバコの臭い
賃貸での契約上で喫煙になっていなければ、喫煙はご入居者の自由ですが、他のご入居者に対する健康上の問題があります。「タバコの臭いが嫌だ」という苦情だけでなく、健康被害を訴えてくる方もいます。 *例:乗り物酔いみたいに吐き気、気分が悪くなる等。 喫煙をしている本人は、臭いの自覚がないので気が付きません。
また、バルコニーや窓を開けて喫煙をすると、煙で洗濯物等に臭いがつく場合があります。

●排水口の臭い
排水口の悪臭は、以下のことが原因です。
・空室期間が長い
基本的に毎日通水をしていれば悪臭はありません。旅行等で長期間留守にされた場合は、数分間通水をすれば悪臭は解決します。
長期間留守にする場合は、ラップ等で排水口を塞いでいけば、室内に悪臭は広がりません。
・排水管内部が汚れている
奥の排水管の汚れは、油や小さなゴミ等の長年の汚れが蓄積されたものです。日頃のお手入れだけでは難しいところなので、貸主に相談しましょう。![]()

・汚水が漏れている
排水管が詰まっている・破損している可能性があるので、貸主に相談しましょう。

●生ゴミの臭い
生ゴミ等は臭いがきついため、室内に長期間は放置できません。玄関先・バルコニー等から生ゴミの臭いがある場合は、室内がゴミ屋敷になっている可能性が高いです。
また、賃貸物件の専用ゴミ捨場に、ゴミが散乱していると近隣にも迷惑が掛かるので貸主の責任になります。
生ゴミは虫やカラスを引き寄せるので、共同住宅では衛星を保つようにすることが大切です。ゴミを出す時は、必ず袋の口をしっかり閉じるように心掛けましょう。


●ペットの臭い
ペット可の賃貸物件でも、共同場所やバルコニーでペットに排泄をさせると臭いのトラブルになります。
また、マンションのエレベーターで移動する際にも、密室でペットの臭いが問題になる可能性があります。
ペット可の物件でも、臭いトラブルが発生しないように以下のことに気を付けましょう。
・排泄物の適切な処理
・バルコニー等には出さない
・外出時は階段を使う
