騒音トラブル
 
賃貸物件での騒音トラブルの代表的なものは「生活音」です。
話し声や足音、ドアの開閉音、洗濯機の音、掃除機など日常生活の音は避けられません。人によってライフスタイルは異なるので、音に対する感じ方の基準も様々です。
完全に音を消すことは現実的に不可能ですが、もし上下、隣人から気になる音がしたら管理会社や大家さんに相談しましょう。特に夜間に気になる音がしたら早めに相談しましょう。
ですが同時に、自分自身の生活音も他人に迷惑をかけていないかも気を配りましょう。特に夜間(21時頃~)は昼間より音以外に話し声も響くので、騒音トラブルの元になり得ます。
 マンションとアパート 
 
●話し声
 友人や家族と話している時に、気付かないうちに声が大きくなって、上下・隣室に響い
 てしまうことがあります。日中であれば多少は問題ありませんが、深夜は音が響くので
 問題になります。
 物件の構造によっては、夜間に通常の声量で会話をしても上下・隣室に聞こえることが
 あります。時々なら大丈夫かもしれませんが、頻繁に大騒ぎをすると騒音トラブルにな
 ります。
●子供・ペットが出す音
 子供の泣き声、ペットの鳴き声、走り回る音なども騒音の原因になります。
 ペット禁止の物件で、ペットの鳴き声が聞こえた場合は契約違反になります。
 
●機械類の音(テレビ・洗濯機・ゲーム など) 
 機械類の音も騒音の原因になります。テレビやゲームを長時間視聴していると、部屋で
 聞いている音量に慣れて、大音量を出している認識がなくなることがあります。
 深夜に洗濯機や掃除機を使うと、音は響くので問題になります。 
 防音性の低い物件に住んでいる人は、機械類の音は注意が必要です。
       
        
      
●楽器や音楽
 基本的、賃貸物件での楽器の演奏は禁止されています。「消音装置付き」の楽器類は認
 められています。
 仕事で楽器や音楽を扱う人は防音性を気にしますが、趣味の場合はテレビの音量よう
 に、気付かないうちに近隣に迷惑をかけてしまうことがあります。
●外部の音
 人通りの多い道沿い、交通量の多い道路沿い、駅の近く、小学校・中学校・高校の近く
 の物件は外部からの騒音が頻繁に聞こえます。物件選びの際に周辺環境をしっかり確認
 しましょう。
 また、同じ物件に住んでいる住民の車やバイクの音が騒音問題になることもありま
 す。