「ペットを飼いたい」
 
生き物を飼うことは、生き物が生涯を終えるまで責任を持って面倒をみることです。
「かわいい」「飼ってみたい」という一時的な気持ちだけで飼ってはいけません。人と同じで個々の性格があって、毎日食べて、排泄し、遊んで、眠るので飼っても飼い主の思い通りになりません。
飼った後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、事前に自分の身の回りと生き物の習性を必ず調べましょう。
ペットの幸せは飼い主によって決まるので安易な気持ちで飼わないようにしましょう。
 

飼う前に・・・

 
●飼いたい生き物の習性・必要な環境を調べる
 飼いたい生き物の習性を知ることは、問題行動や近隣とのトラブルの予防にもなりま
 す。特に犬は、品種によって特性が大きく違うことがあります。見た目だけで選ばず、
 飼いたい品種の特性も知っておきましょう。
   飼いたい生き物からうつる病気についても調べておきましょう。
●ライフプランに合うか
 ペットを飼うには費用が掛かります(食費、ペット用品、医療費、ワクチン予防な
 ど)。自分のライフプランに合うか非常に重要です。
 ●毎日世話ができるか
 エサやり、トイレの世話、ブラッシング、遊び相手など毎日世話が必要です。
 病気やケガをすれば、自分のことを後回しにする必要があることもあります。
●家族みんなが賛成して協力できるか
 家族がいる場合は、ペットの世話は協力が欠かせません。
 飼う前に家族の中に生き物に対するアレルギーを持つ人がいるかどうか確認も必要で
 す。飼った後にアレルギーになる可能性もあります。
●飼えなくなった時はどうするか
 引越し、結婚、老い、病気、事故、災害などで飼えなくなることがあるかもしれませ
 ん。この時に備えて、ペットを預けられる人、世話をしてくれる人を見つけておくこと
 が大切です。
最期まで見れるか
 生き物の種類によって寿命は違います。飼い始める時期によっては、飼い主より長く生 
 きることがあります。ペットの寿命が終わるまで飼い続けられるでしょうか?
 
 
「世話ができないから飼わない」と決断することも大切です。
 
賃貸物件でも、貸主に相談なく内緒で飼ってしまうと下図のような結果になる場合もありますので、必ず事前に貸主に相談しましょう。