賃貸保証会社
 
「賃貸契約をする際には連帯保証人が必要」っと思われていませんか?実は、最近は連帯保証人を紹介することが減り、保証会社(家賃保証会社)を利用することが増えています。貸主にとっては、家賃滞納があっても確実に家賃を回収してくれるメリットがあるからです。
 賃貸の保証会社とは、どのような会社で、貸主と借主にどのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。
 

 賃貸保証会社の基礎

 
●賃貸保証会社とは
 借主に代わって貸主に家賃を立て替え払いをする保証会社です。 
 借主が親や親族などに連帯保証人の条件が満たせない、頼みにくい場合などに利用されることがありますが、基本的には貸主と不動産会社が決めます(入居審査で引かっかかった場合など)。
 最近の賃貸物件契約は、賃貸保証会社を利用することが一般的になっています。
 
利用手順 
 ①申し込み:賃貸契約時に不動産会社を通して申し込みます。
 ②審査:保証会社による審査です。収入や貯金、職業などを審査します。 
 ③契約:審査に通れば、借主と保証会社との契約をします。
 
●仕組み
 賃貸保証会社を利用する場合は、家賃に応じた保証料(保証委託料)を借主が支払わなければいけません。
 保証料(保証委託料)は、賃貸保証会社によって詳細が異なりますが、初回は家賃の1ヶ月分が目安です。
 2年目からは更新料を支払う必要があります。
 

 賃貸保証会社は選べる?

  
保証会社は貸主や管理会社が指定します。ですが、利用したい保証会社がある場合は相談してみましょう。
借主がご希望される保証会社でも許可される場合があります。
 
貸主によっては、連帯保証人と賃貸保証会社の両方必要な場合もあります。
この場合、連帯保証人がいても、借主は保証会社へ保証料(保証委託料)を支払わなければいけません。
貸主によって異なるので、賃貸契約を申込む際に確認しましょう。